代表メッセージ
こんにちは。カミヤーズトウキョウ代表の桑畑です。
私が理容師を志した理由や、独立までの経験、
そしてカミヤーズトウキョウの未来についてお話ししています。
少し長い文章になりますが、最後までお付き合いください。
この思いに共感していただける方と、ぜひ一緒に働けると嬉しいです！
理容師になったきっかけ
私が理容業界に飛び込むきかっけは17歳の時でした。
地元の理容室で初めてパーマをかけた際、オーナーに「この仕事はどんな仕事？」と尋ねると、「お客様と楽しくおしゃべりして、ありがとうと言ってお金まで置いていってくれる仕事だよ」と教えてもらい、身体中が熱くなりました。
「この仕事をやりたい！」そう感じてすぐに高円寺の理容室で働き始めました。やればやるほど上手くなっていく技術の世界にのめり込み、無我夢中で練習しました。
そんな中、ある映画で外国人女優の美しい金髪を目にし、「こんな髪をカットしてみたい！」という思いが募りました。旅行会社に勧められるがままワーキングホリデーでオーストラリアに渡り、地元の美容室で働きながら夢を実現しました。
地域一番店への挑戦と挫折
帰国後、私は理容師として様々なサロンで経験を積み、32歳の時に独立を決意。
その中で、中野で出会った「地域一番店」として愛されるサロンが、私の目指す理容室の理想像でした。とにかくお客さんとの距離が近いんです。
お客さんが色んなもの持ってきてくれたり、一緒に飲みに行ったり、自分が今まで目指していた理容ってこういう場所だったんだな、自分もこんな素敵な店を作りたいと強く思いました。
しかし、独立の道のりは簡単ではありませんでした。理容室チェーンのマネージャーとして経営を学ぶ中、現実とのギャップに苦しみました。店舗に行くとスタッフが半分しかいない。どこに行ったのか尋ねると、「パチンコ行ったよ。お前もやるか」と。挙句の果てに店のお金が無くなってしまう始末。悔しくて悔しくて・・・。「俺が理容業界を変えるんだ！」という強い覚悟で、35歳で五反田に1号店をオープンしました。
2度のピンチと全員経営の大切さ
念願かなって独立したのですが、2度の大きなピンチに直面しました。最初のピンチは、私自身の怠慢が招いた経営不振です。2店舗目をオープンした後、現場を離れ、外車を乗り回しゴルフや遊びに走ってしまい、売上が急激に落ち込んでしまいました。店舗を売却し、スタッフに辞めてもらう決断をするほど追い詰められた矢先・・・。スタッフが「私たちにやらせてください」と声を上げてくれました。
それまで私しか経営には関わっていなかったので、無理だと思っていたのですが、スタッフに任せた結果、売上が少しずつ回復していきました。ワンマン経営ではなく、全員で経営に取り組むことの重要性を痛感した出来事でした。今では、この経験を活かし、スタッフに経営を学ぶ研修を提供しています。
次の危機は、2020年のコロナ禍です。新店舗をオープンしたものの、コロナによるテレワークの影響で、街全体が人が消える状況に。苦渋の決断で店舗を閉め、別の場所に移転しました。しかし、この経験から、小規模店舗の効率的な運営モデルを確立し、今ではそれが当社の成長戦略の一つとなっています。
理容師の未来を支えるために
これまで失敗と挑戦を続けて、25年目の現在、ようやく安定した経営基盤を築くことができ、素晴らしい仲間たちと「カミヤーズトウキョウ」で働くことができています。
その一方で、理容業界全体を見てみると、そんな悠長なことを言っていられる状況ではないということも痛感しています。私は理容業界が大好きですが、その魅力を伝えられていない私たちにも責任がある。だから、今度は若い世代に理容師の魅力を伝え、業界全体を活性化させることが次の目標です。
その一つとして、「トコヤいいね！」というポータルサイトを通じて全国の理容師と繋がり、理容業界全体を盛り上げていく計画を進めています。ほとんどの理容室が1店舗経営で、自社ウェブサイトを持っていないことが多く、結果として新規のお客様にとって敷居が高くなってしまっています。そこで、「トコヤいいね！」では、ユーザーが理容室に関する口コミを投稿できる仕組みにしています。
例えば、「ここの理容室のオーナーはゴルフ好きの気さくなおっちゃんです！」といった口コミが共有されることで、それを見たゴルフ好きの人が気になって来店するきっかけになるなど、地域の理容室とお客様の懸け橋になる仕組みを作っていきます。
カミヤーズトウキョウのこれから
カミヤーズトウキョウは、今後、山手線エリアを中心に50店舗を展開していく計画を進めています。そのためにフランチャイズ化を推進します。社員がオーナーとして独立し、複数店舗を運営するキャリアパスを構築、そして拡大していきます。
その上で何よりも大切にしているのは理容師の「人間力」。 技術や売上、効率だけを重視するサロンでは、思いやりが欠けたサービスになりがちです。お客様をかっこよくしたい、素敵にしてあげたいという、相手に寄り添い思いやる気持ちが何よりも大切。そのため、礼儀や社会の仕組みなどを学べる研修を用意し、人として、社会人として誇りを持てる理容師を育てています。
最後に、私たちが一緒に働きたいのは、夢に向かって前進し、挑戦し続ける人です。一流の職業人として独立したい、理容業界をもっと元気にしたいと、そんな大きな夢を本気で考えている人と一緒に働けたら、もっと面白くなるんじゃないかなと思います！
カミヤーズトウキョウで、一緒に理容業界の未来を変えていきましょう！
「理容は匠の世界」技術を極める職業、エキスパート職である。
磨けば磨くほど、特別な知識や能力が備わり「匠」と呼ばれる。
匠は、いぶし銀の世界感を創り出す一流の職業人である。
（奥深さ、円熟味、魅力、シブイ、ダンディズム）
技術を磨き・高め・極め続けてお客様の魅力を引き出す。
沢山の支持が集まり、一生涯の顧客があり、地域一番の繁盛店になる。
一流の職業人になる、花の都大東京で独立、その夢を叶える会社であり続ける。
カミヤーズ流 理容師の命題
11年連続連続業績アップを達成！
山手線エリアに5店舗展開する
「カミヤーズトウキョウグループ」でのスタッフ募集
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